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マイクロガイドの利点。キスラーロッドと国内メーカーのロッド

先日の、丸山ダムバス釣り大会(キャスト杯)のプラの時の事。

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気づいたらヘラクレスのガイドが曲がっていました。(ちょっと分かりにくい写真ですが)

シングルフットのガイドが、本来はブランクスに対して、垂直に付いているはずなのに、車内かボート上かで何かに当たってしまったのでしょう(狭いジョンボートでは、気づかないうちに竿を踏んでしまっている事もあるかもしれません。特にファイト中とか必死だし)、角度が付いて曲がってしまっています。シングルフットのガイドが曲がる、これは過去に何度も経験しています。

では、シングルフットのガイドじゃなければ良いのか?

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これはヘラクレスのダブルフットのガイドですが、これも実は曲がる事があります。曲がり方は二種類経験した事があります。

一つは、横からの力が加わり、ひねりが入るような形で曲がるパターン。シングルフットの場合は比較的横からの力には強く?、曲がる時は前後に曲がります。ダブルフットは足が三本もあり、見た目には頑丈そうですが、力が加わると左右にねじれるような形に曲がるのです。意外と簡単に。

もう一つは、足だけが曲がるパターン。この場合、ガイド本体(ガイドリング)は前後にも左右にも動きません。三本の足のうち、手前の長い2本の足のどちらか1本だけが曲がってしまっていたという事が過去2回ありました。

このパターンの場合、実釣には大して影響が出ないのですが、やはり使っていて気持ち悪いのでガイド交換の修理に出しました。その竿はヘラクレス7だったのですが、某キャスティングに出して、メーカー(エバーグリーン)で修理して返ってくるという対応をしていただきました。修理代(ガイド代+工賃)2000円と、送料(梱包料?)1500円がかかったと記憶しています。二、三週間で返ってきたと思います。記憶が曖昧なので、細かい所、間違っていたらごめんなさい。

もう1回は、NFC Jcustom2.0 TCR610MLを売却する時に気づいたのですが(気づかないまま使っていた)、店員さんに「ガイド(トップガイドのフットだった)が曲がっているのでちょっとマイナスですね」と言われました。何だか使っていたのに気づかなかったというのが、ちょっとショックだったのと、この頃、今より沢山の竿を持っていたのですが、使いこなせる(管理できる)だけの最低限の本数を所有しようという今の考えになっていったきっかけの出来事かもしれません。

まあ、見た目は強そうなダブルフットだけど意外と曲がっちゃうという事です。

前振りが長くなりましたが、ガイドの耐久性という面において、現状、僕がベストだと思うのがマイクロガイドです。

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こちらはキスラー社のヘリウム3・69MHというミディアムヘビークラスの竿のガイドなのですが、根元からトップまでマイクロガイドが乗せてあります。以前所有していたキスラー・ヘリウム3のXHクラスの竿も、ほぼ同じ小ささのマイクロガイドが搭載されていました。キスラー社の竿はマイクロガイドが標準なのですね。

えっ?マイクロガイドってベイトフィネスの竿に付いているやつだから、耐久性無いんやないの?とお思いの方、答えはNO!です。マイクロガイドはダブルフットガイドより強いです。これはキスラーの竿で、1年半で200回弱は釣りに行ったでしょうか、それくらい使った上での実感です。

まず、踏んでも曲がる気がしません。実際は怖くて踏めないですが(笑)。指でかなり強めに押してみても曲がる気配が有りません。

■追記(2015.10.14)先日、キスラーロッドのマイクロガイドが少し前後(の後ろの方)に傾いていました。手で戻して修正して、使っています。

ダブルフットガイドで起った足が曲がるというトラブルですが、マイクロガイドは足がめちゃくちゃ小さいので、こちらもほぼ有り得ないでしょう。

実際に釣りをして感じる耐久性ですが、僕がメインとしているカバージグ、フロッグ、ビックベイト&アラバマ、フットボールなどのストロングな釣りで使っていて、今のところ不安に思った事は無いです。

1度だけ、ヘリウム3・69Hのトップガイドのガイドリングが外れたというトラブルが有りました。でもそれはマイクロガイドだから外れたという感じでは無いと思います。

その時は、購入した店舗(ハニースポット)に出して、トップガイドごとの交換になりました。1年未満でしたが保証は効かず、実費で2000円だったかな?それくらいの負担になりました。キスラーのステッカーが付いて返ってきました(笑)アメリカンロッドは実店舗で買った方が、修理の時に安心かなとも思いました。

 

フォアグリップレスをバスロッドのスタンダード化したキスラーが次に提案したのが「マイクロガイド」です。09年夏のICASTでの発表以降、そのあまりの性能に世界中で追従者を生み出しある種今後のバスロッドの形式を位置づけたとも言えます。マイクロガイドは小口径の同一径ガイドをバットからティップまで並べたシステムでその利点として「軽量化」、「感度の向上」、「強度の向上」、そしてブランクの性能をそのまま引き出せる事から「パワーの向上」、さらには一見想像し難いですが、「飛距離の向上」までをも生み出しガイドシステムの新たな転機となる事でしょう。今回キスラーはマグネシウムにてマイクロガイド搭載モデルを発売しテーパーも合わせて特殊なモデルとしました。通常モデルより張りがあり高感度+肉厚ブランクが特徴で大変面白いロッドになっています。

尚、今回マイクロガイドの開発により一部チタンガイドを使用(Z-Boneの一部機種)する事が出来ました。(ガイドフットの面積が少ない為、チタンの反発がブランクに与える影響が少ない。例えばティップまでチタンでダブルフットガイドを装着すると、装着前と全く異なるロッドとなり、粘りが損なわれる。尚、本件唯一の例外はガイド自体がソフトで曲がりに応じてガイドが展開するリコイルガイドのみである。)—キスラーHPより引用

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キスラー社もHP上で、マイクロガイドの利点の一つとして、「強度の向上」を唱っています。

マイクロガイドの方が、感度が良いだとか、飛距離が上がる(下がる)だとか、色んな事が言われていますが、はっきり言ってしまいましょう…

そんなの僕レベルじゃ分かりません。目隠しされて、「どっちがマイクロガイドでしょう?」なんて言われても、当てれる自信は有りません!(笑)    (←こんなやつが竿を語るなって笑?ただ、僕は、道具としての竿が好きなんです。リールよりロッドにこだわります)

そんなに、実感としての大きな差が無いので有れば耐久性を最重用視したいと思います。必要な時に竿が無いのは困りますから。

■キスラーのロッドについて

キスラーのロッドには、ヘビーラインナップにもマイクロガイドが搭載されていて、良いなあと思うのですが、必ずしもキスラー万歳という訳では無いです。

頻繁に(ほぼ毎年?)マイナーチェンジ&価格改正が行われ、欲しいロッドが廃盤になったりします(汗)気に入ったロッドがもう一本欲しいとかなった時に、ブランクスやガイド、その他の仕様が変わっていたりする訳です。

日本への供給が安定していないので、欲しいロッドが買えないという事もあります。アメリカ本国でも人気が有り、日本まで回ってこない事もあるとかないとか…?

そして、情報が少ないという欠点も有ります。欲しいモデルを一応店頭(ハニースポットは日本一の現品在庫では?)で触って、お願いすれば、リール、ライン、ルアーをセットして試させてもらったりもしたのですが、やはり買ってみて試して初めて分かるという部分も有る。そして、買ってみたけどイメージと違ったという感じで、すぐに売ったモデルもやはり有るのです。

日本のロッドで有れば、特に大手のメーカーのロッドなどは、ネット、雑誌、DVD、周りの人など、情報が多く有ります。そのロッドの使い方、良いところ、悪いところ、買う前に手に入る情報が沢山有ります。つまり、外す事が少なくなります。 国産の高いロッドというのは、トッププロが使い方を教えてくれます。上手い人が自分で使った生の声です(全てがありのまま100%を伝えれる訳では無いと思いますが)。情報料(人によっては広告料、プロモーション料とも言う)としてそれを払う価値は、多少なりとも有ると僕は思っています。外して買い替えれば結局高くつきますから。

日本のロッドのその他のメリットとしては、供給やアフターサービスに有る程度の安定が見込まれているという部分も有ります。

キスラーのロッドが気になっている方は、その辺の事情も考慮してみてはいかがでしょうか。ちなみに今の僕の愛用ロッドは日本のメーカー(エバーグリーン、NFC Jcustom)8本 : キスラー2本の割合です。日本のメーカーの割合が増えつつある今日この頃です(笑)。

とまあ、最後に話が逸れましたが、マイクロガイドは意外と耐久性有るよというお話でした。

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